よ う こ そ タ ン ポ ポ 堂 ヘ(最終更新2003.7.26)

(愛媛県喜多郡双海町・瀬戸内海に沈む夕陽)・2003年7月19日撮影)
| 1.詩 国 8 月 号 | 2. タ ン ポ ポ 堂 か ら |
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坂村真民さんの略歴 明治42年1月6日 熊本県に生まれる。8歳の時に、父親 の急逝によりどん底の生活に落ちる。5人兄弟の長男とし て母親を助け、幾多の困難と立ち向かう。昭和6年 神宮皇 学館(現皇學館大學)を卒業。25歳の時、朝鮮にて教職につ き、36歳全州師範学校勤務中に終戦を迎える。昭和21年 から愛媛県で高校の国語教師を勤め、65歳で退職、以後詩 作に専念する。始めは短歌を志し、昭和12年『与謝野寛 評伝』を著している。四国に移住後,一遍上人の信仰に随 順して仏教精神を基調とした詩の創作に転じる。昭和37年、 月刊詩誌「詩国」を創刊、以後毎月、一回も休むことなく発 刊し1200部を無償で配布している。また詩の愛好者によっ て建てられる真民詩碑は日本全国47都道府県に分布し、 その数は現在,海外の20基と合わせると約657基となる。 主な著書は、4.「坂村真民全著作一覧」に載せてます。 (南股小学校の除幕式にて(12.9.16撮影) |
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| 1.詩 国 8 月 号 | 第 四 十 二 巻 8 月 号 |
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一 体 天地一体 夫婦一体 民族一体 宇宙と一体 平和も幸福も みなこの 一体観からくる 朴 愛 わたしが朴を愛するのは 表(おもて)に出ない 木だからだ 朴歯の下駄(げた) これが一番朴という木の性格を 表す見本だ わたしが朴の木を ほめるのは 表(おもて)に立たず 裏で存在価値を 示すからだ 朴板の料理台 朴板の表具台 表に立たず 陰で存在価値を示す 朴よ 人に喜ばれる 朴葉餅 朴葉寿司 朴という音も良し 字もよい 誠実な友情という 花言葉も 実によい どうか一本植えて 夢を朴に託してください ミ レ ー ミレーが好きなのは タンポポを描いているからだ タンポポの心を 本当に知っていたのは ミレーである ミレーはわたしのために 描いてくれた タンポポが わたしとミレーとを 結びつけてくれる 愛 今日は愛の字を 大判色紙に十枚書いた 九州生まれのわたしが 四国に移ってきて それも愛媛県に住みつき 愛媛県の人よりも 愛の字が体に入ってきた 宇宙は 愛である 愛に輝く 人であれ 枇杷と琵琶 枇杷が黄色く 熟れ出すと 不思議に 琵琶を 弾きたくなる 昨日は枝ながらの 枇杷を頂いたので 仏さまにお供えし 久しぶり弾いた 琵琶も喜んだのであろう よく鳴った 四国も梅雨に入り 雨続きだったが 心も軽くなった 枇杷は 花もいい 実もいい 派手でないのがいい とらわれるな とらわれるな 風のようにあれ とらわれるな 雲のようにあれ とらわれるな 水のようにあれ |
わたしの愛する字 わたしの愛する字 く さ り 鎌 NHKの大河ドラマ コ ン ト ン さ ん しんみんさん 夢 と タ ン ポ ポ タンポポの種のなかには ふすま一つへだてて ふすま一つへだてて 砥 石 砥部は砥石の産地である 鈴 が 鳴 る 鈴が鳴る |
| 後 記 1 広 い 世 界 「神仏にお任せしたら、必ず良いようにしてくださる」 私は毎暁、妙法蓮華経観世音菩薩普門品世尊偈を唱えているが、これは道元禅師が幼いころ、母親と一緒に 今月号の詩の中に、一体というのがある。そのことについて少し述べておこう。私の好きな言葉だからである。 良い本が、沢山出た。 一位 「苦を共にする」。 二位 「勇気を出して」。 三位 「つながり」。 四位「笑い声」。 |